墨流しとは日本古来の伝統芸術で、水面に墨を落としてその模様を楽しむ遊びだったとか―。
5回目のこどもデザイン塾は「すみあそびとらっかんづくり」を行いました。
参加してくれた子供たちと墨をすり、墨流しをして遊び、埼玉県小川町の手漉き和紙に刷毛や毛筆を使って紙面をいっぱいにし、消しゴムを彫って落款(らっかん)を作り、作品に押してサインをしました。意外にもこどもたちが夢中になったのは墨すりでした(笑)
昨今、学校や習字教室では墨をすらず、もっぱら墨汁を使うそうで、硯はプラスチック又はセラミック製とのこと。私の幼いころの記憶のなかに、どうしたら偏らず墨をすれるようになるか、なぜこの硯はまん中がこんなにも窪んでいるのか、などなど色々と感じたことを覚えていますが、必要がないこととして省略されてしまったのでしょうか…。
毎回のことですが、こどもの感性は素晴らしい!!!