上記の写真は名栗温泉大松閣清風館の改装前。
左の大きな窓から北側の古い石積みが見え、新館(翠明館)が建つ前、
当時は建物に入ると正面にこの窓が一望できたらしい。
改装を繰り返していくうちに『裏側』の廊下になってしまったようだ。
改装後は既存の大きな窓を活かして、新しいラウンジとした。
下記の写真は客室の改装前。
和室・居間・寝室(ベット)の3部屋ある贅沢なお部屋。
改装後は既存の窓を活かした広がりのある客室へ。
天井は窓際をあえて低くし、名栗の山の景色を強調。
家族構成や使い方の変化で「リフォーム」するのと同じく、
住まい以外でも
時間の移り変わりのなかで、
空間も捉えなおす必要があるだろう。